TEXTJOIN(テキストジョイン)エクセル(Excel)関数
TEXTJOIN(テキストジョイン)は、複数のセルに表示された文字列を1つのセルに区切り文字を追加して連結することができます。
・関数 | TEXTJOIN(テキストジョイン) | |
・書式 | =TEXTJOIN(区切り記号,空の時の文字列を無視, 文字列1, 文字列2,・・・) | |
・内容 | 個々のセルや範囲指定したセルに表示された文字列を区切り記号を追加して連結します | |
使い方
=TEXTJOIN(
"-",
TRUE,"A","B","C","D","E","F")
結果:A-B-C-D-E-F
=TEXTJOIN(
"-",
TRUE,"A","B","","","E","F")
結果:A-B-E-F
=TEXTJOIN(
"-",
FALSE,"A","B","","","E","F")
結果:A-B---E-F
TRUEを指定するとセルが空の時
区切り記号は付きません
FALSEを指定するとセルが空でも
区切り記号は追加されます
エクセル表サンプル
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A |
B |
C |
D |
E |
1 |
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2 |
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名前 |
所属 |
内線 |
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3 |
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小林 |
人事部 |
4649 |
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4 |
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高橋 |
経理部 |
4756 |
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5 |
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鈴木 |
営業部 |
4899 |
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6 |
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井上 |
開発部 |
4900 |
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7 |
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「,」カンマ区切りで個々
「:」コロン区切りで範囲
組み合わせることもできます
=TEXTJOIN(
"-",
TRUE,B3:B6,"A","B",D6)
結果:小林-高橋-鈴木-井上-A-B-4900
個々のセルを連結させるのはCONCATENATE関数と一緒ですが、TEXTJOIN関数はCONCAT関数のように範囲を指定できるようになりました
参考
Googleスプレッドシートでは区切り文字を使わない場合はJOIN関数がありますが、エクセルにはJOIN関数はありません
Googleスプレッドシート関数の「JOIN」と「TEXTJOIN」の違い
TEXTJOINとよく使うエクセル関数