SUM(サム)エクセル(Excel)関数
SUM(サム)は、個々の値、セル参照、セル範囲、指定したセルに含まれる数値をすべて合計します
・関数 | SUM(読み方 - サム) |
・書式 | =SUM(数値1, 数値2, ...) |
・内容 | 指定したセル範囲に含まれる数値をすべて合計します。 |
使い方
カンマ区切り
=SUM(C10,C11,C12,C13) C10とC11とC12とC13
コロン区切り
=SUM(D10:D13) D10からD13まで
上記を組み合わせて使うことも可能
=SUM(D10:D12,C11) D10からD12までとC11
=SUM(D10:D13,C11:C13) D10からD13までとC11からC13まで
エクセル表サンプル
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A |
B |
C |
D |
E |
F |
G |
1 |
|
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|
|
2 |
|
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国語 |
算数 |
理科 |
社会 |
計 |
3 |
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鈴木 |
87 |
75 |
70 |
90 |
322 |
4 |
|
佐藤 |
76 |
69 |
65 |
72 |
282 |
5 |
|
小林 |
60 |
88 |
90 |
62 |
300 |
6 |
|
高橋 |
98 |
95 |
95 |
90 |
378 |
7 |
|
最高点 |
98 |
95 |
95 |
90 |
378 |
エクセル表サンプルのG3の求め方は3種類
・=C3+D3+E3+F3
・=SUM(C3,D3,E3,F3)
・=SUM(C3:F3)
これが数十行あったらかなり数式が長くなります。
やはり3番目の":"コロン区切りでの範囲指定がシンプルでしょう
範囲指定「=SUM(C3:F3)」はC3からF3で、途中に文字列がある場合無視されます
=SUM()関数が計算されない場合(結果がすべて0になる場合)
数字が文字として認識されている場合
左上に出る緑のマーク
このマークが出ているセルは数字を文字列として表示しています。
SUM()関数で緑マークが出ているセルを含むとそのセルは計算されません
何かの数式が入力されている場合VALUE()関数を使って
数式すべてをVALUE()です囲ってしまえば数値化します
またどこかからコピーして持ってきた場合
数値化したいセルを選択すると左上に図のようなマークが出ます
これをクリックすると
数値が文字列として保存されています
と表示され選択肢が現れます
いくつかありますがここで「数値に変換する(C)」を選択します
「数値に変換する(C)」は数字に変換されますが、すごく時間がかかります
上の図くらいなら5~6秒程度で終わりますが何千セルを変換した場合、固まったか壊れたと思うくらいです(壊れてませんとっても時間がかかるんです。)
計算式の結果が文字列になっている場合も計算されません
="1000"
「"」ダブルクォーテーションで挟まれた数字は文字列として扱われ計算されません
=IF(B3=D3,"1000","2000")
上記のIF関数も真の値も偽の値も「"」ではさまれているので、結果のセルは「1000」や「2000」ですが文字列扱いなので計算されません。計算されるようにするには2種類の方法があります
・VALUE()関数の中に入れる
=VALUE(IF(B3=D3,"1000","2000"))
・「"」ではさまない
=IF(B3=D3,1000,2000)
上記の例はIF()関数を使っていますが、基本的にIFやIFERRERなどの結果が文字列ならば「"」ではさみますが、数字はそのまま「"」にはさまなくてもエラーにはなりません
SUMとよく使うエクセル関数