VALUE(バリュー)エクセル(Excel)関数
VALUE(バリュー)は、文字列として表示された数字を数値に変換します
・関数 | VALUE(読み方 - バリュー) | |
・書式 | =VALUE(文字列) | |
・内容 | 数値を表す文字列を数値に変換します。 | |
使い方
変換する文字列を、半角のダブル クォーテーション「"」で囲んで指定します。
目的の文字列が入力されたセル参照を指定することもできます。
文字列には、Excel が認識できる数値書式、日付書式、または時刻書式が設定されている必要があります。
文字列に設定されている表示形式が適切でない場合は、エラー値 #VALUE! が返されます。
エクセル表サンプル
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A |
B |
C |
D |
E |
F |
G |
1 |
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2 |
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出勤 |
外出 |
再入 |
退勤 |
就業 |
3 |
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11月21日 |
8:45 |
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19:45 |
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4 |
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11月22日 |
8:48 |
13:00 |
15:00 |
19:32 |
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5 |
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11月23日 |
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休日 |
6 |
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11月24日 |
8:43 |
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14:30 |
早退 |
7 |
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11月25日 |
8:42 |
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21:03 |
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通常はEXCELが自動で判断しますから変換は不要なのですが、文字列操作などでエラーになる場合試すとよいでしょう
・=VALUE(100000) 結果 100000
・=VALUE("100000") 結果 100000
・=VALUE(100,000) できません
・=VALUE("100,000") 結果 100000
・=VALUE("100,000円") 結果 #VALUE!
日数を数値化する場合(1900年1月1日から1日1増えます)
・=VALUE("1900年1月1日") 結果 1
・=VALUE("1901年1月1日") 結果 367
・=VALUE("2024年11月21日") 結果 45617
・
オリンピックまでの日数を出してみます
・=VALUE("
2021年7月23日")-VALUE("2024年11月21日") 結果 -1217
時間を数値化する場合(1未満の小数で0:00に1で次の日になります)
・=VALUE("0:00") 結果 1
・=VALUE("12:00") 結果 0.5
・=VALUE("17:00") 結果 0.708333333
・=VALUE("20:00") 結果 0.833333333
計算で出す方法(時間を小数化する方法)
3:00の場合 =1/24*
3 =0.125
5:00の場合 =1/24*
5 =0.208333333
7:
32の場合 =1/24*(
420+
32)/60 =0.313888889
日時に対するVALUE()関数は1日を1として
1以下の小数点以下を時間で表しています
時間の計算は60進数なのでややこしくなります
1を24で割ることで時間に対する小数が出せます
例 3:00の場合)=1/24*3 1を24分割して3で掛けます
分がやっかいで1時間は60分です30分は半分なので0.5時間となります
時間に対しては1を24で割りましたが
分に対しては1を(24*60)で割る必要があります
1を(24*60)で割って分表示の時間で割ります
例 6:25の場合)=(1/(24*60))*((6*60)+25)
VALUEとよく使うエクセル関数