SWITCH(スウィッチ)エクセル(Excel)関数

SWITCH(スウィッチ)エクセル(Excel)関数

SWITCH(スウィッチ)は、1つの値に対して値の一覧を評価し、最初に一致する値に対応する結果を返します。一致しない場合は、任意指定の値が返されます
・関数SWITCH(スウィッチ)
・書式=SWITCH(対象セル,評価する値1,交換する値1,評価する値2,交換する値2,・・・不一致の場合の値)
・内容対象セルを評価して一致する値に交換します。
評価する値1,交換する値1・は評価する値126,交換する値126まで設定できます

例)対象セルB2に「0」か「1」を入力する場合
=SWITCH(B2,0,"オフ",1,"オン","0か1を入力してください")
対象セルB2に「0」の場合:オフ
対象セルB2に「1」の場合:オン
対象セルB2に「5」の場合:0か1を入力してください

上記の式はIF関数でも取得できます
=IF(B2=0,"オフ",IF(B2=1,"オン","0か1を入力してください"))

エクセル表サンプル
  A B C D E
1        
2   血液型  
3          
4   遺伝子型 BB型 BO型    
5   人口比率 22%    
6   性格 世間や人目を気にせず自分のペース
考えで行動できるタイプです
 
7          
エクセル表サンプルのセルC4の数式
=SWITCH(C2,"A","AA型 AO型","B","BB型 BO型", "O","O型","AB","AB型","正しい血液型を入力してください")

エクセル表サンプルのセルC5の数式
=SWITCH(C2,"A","37%","B","22%", "O","32%","AB","9%","正しい血液型を入力してください")

エクセル表サンプルのセルC6の数式
=SWITCH(C2,"A","世間や人の目を気にする人が多いため、規則や常識を守ります","B","世間や人目を気にせず自分のペース考えで行動できるタイプです", "O","生きることに必要な事を優先します","AB","合理性を重視するため、批評家・分析家が多いです","正しい血液型を入力してください")

このSWITCH関数はIF関数やIFS関数によく似ていますが
IF関数だと入れ子の上限があります
IFS関数だと当てはまらないときの値がありません

関数の追加の流れからみると
IF関数は入れ子の上限があるし見にくいので
IFS関数を作った

IFS関数は当てはまらないときの値が無い

SWITCH関数を作った
という感じで
少ない評価ならIF関数やIFS関数でも同じことができます

同じ結果を出す関数ですが
=SWITCH(B2,0,"オフ",1,"オン","0か1を入力してください")
=IF(B2=0,"オフ",IF(B2=1,"オン","0か1を入力してください"))
SWITCHの方が見た目で理解しやすいです


SWITCH関数が使えない場合
SWITCH関数はエクセル2016から追加された新関数なので
エクセル2010、2013、では「#NAME?」エラーとなり使えません

SWITCH関数とよく使うエクセル関数
 SEARCH  文字列を他の文字列の中から検索
 VLOOKUP  表の範囲を列から検索して呼び出す
 FILTER  範囲内の条件に一致した行を呼び出す
 SUBSTITUTE  文字列を別の文字列に置換します


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